敏感肌だと痛みやかゆみが出やすい2つの原因
なぜかゆみや痛みが生じてしまうのか、その理由を確認してみましょう。
敏感肌の方が化粧品を使ってかゆみや痛みを感じてしまうのは、2つの原因が考えられます。
一つはお肌がひどく乾燥していることでバリア機能が極端に落ちていることです。
元々自分で乾燥肌であることを自覚していた方が敏感肌に移行することは珍しい話ではありません。
お肌の潤いが失われてしまうと外からの刺激に非常に敏感な状態となります。
バリア機能が不足することでかゆみを感じてしまう神経が過敏になることから、非常に強いかゆみを伴う場合があります。
もう一つ考えられるのが、基礎化粧品やメイク用品の成分が肌に刺激を与えてしまい、かゆみや痛みを生じさせてしまうことです。
敏感肌と石油系界面活性剤の特徴は?
特に注意したいのが人工的に化学合成された合成添加物です。
例えば洗顔料であれば、石油系界面活性剤が含まれているものを使用すると必要な皮脂まで洗い流してしまう可能性があり、乾燥肌が悪化する可能性が高いといわれています。
石油系界面活性剤は非常に洗浄力が強すぎることから敏感肌の方は注意しなければいけません。
このように敏感肌の方は普段のスキンケアと化粧品の正しい選び方を実践しなければかゆみや痛みなどを発生しやすいものです。
スキンケアで徹底していただきたいのは、とにかく保湿を心がけることです。
お肌の適度な潤いが保たれていれば本来備わっているバリア機能を取り戻すことができますので、外からの刺激にも耐えることができるようになります。
化粧品についてはできるだけ肌に刺激を与える要素のない成分が含まれている商品を選ぶことを徹底してください。
そのためにも必ず成分表示を確認するようにして、肌質に合うものかを見極めるようにしてください。
初めて利用する際にはパッチテストを行って安全性を確かめることも大切です。