体の変化が大きい更年期と抜け毛の関係
女性の身体は年齢とともに大きく変化していきます。例えば、子どもの体つきから女性らしく成長する第二次性徴は有名ですね。もう1つ、女性の身体が大きく変化するのが、更年期です。
更年期とは閉経前後5年の期間を指していて、一般的な日本人女性の閉経年齢が50歳ですから、45〜55歳前後が更年期にあたります。この時期になると、女性の身体は様々な不調を訴えるようになるのですが、その中の1つが髪の毛のボリュームがなくなった、抜け毛が増えたというようなものです。
いわばこれは更年期障害の1つだと言っても良いのですが、更年期障害には個人差が大きく、ほとんど感じない人もいれば、酷い場合は肉体的な症状が酷いことから抑鬱状態になってしまう人もいらっしゃるそうです。
では、どうして更年期障害の1つとして抜け毛が出るのかと言うと、これは女性ホルモンの分泌量に関係しています。女性ホルモンの1つであるエストロゲンですが、思春期に入る頃から分泌量が増えていき、初潮を迎えた後、およそ28歳頃のピークに至るまで年々増加していくのです。
しかし、ピークを過ぎると急激に分泌量が減っていき、早い人ですと35歳頃から更年期の症状が出る人もいらっしゃいます。
抜け毛が増えてきた際は、女性用の育毛剤も増えてきましたが、やはり育毛剤の通販をする前にまずはホルモンバランスを整える方がよいでしょう。