男性型脱毛症は遺伝は関係する?
男性の多くが悩む薄毛の問題は、実に根深いものがあります。
単純に原因が1つであると特定できるのなら対策もしやすいですが、複数のことが原因となっていると改善するのも大変です。中でも、男性の薄毛の8割を占めるとされるのが、男性型脱毛症です。
男性型脱毛症とは、思春期以降に発症するものであり、進行型の脱毛症です。ですので、放置しているとどんどんと脱毛箇所が進行していき、最終的には側頭部と後頭部を残して、脱毛状態になってしまいます。
額の生え際、頭頂部、もしくはその両方から脱毛していくことで知られており、原因は未だ解明されていません。しかし、男性型脱毛症によって毛髪が抜けるメカニズムは解明されており、男性ホルモンによるものです。
男性ホルモンと言うと、すべての男性にあるものですが、男性全員が男性型脱毛症になるわけではありません。そこで、男性型脱毛症になりやすい人、なりにくい人を分けるのが遺伝的な要因だと言われているのです。
実際に薄毛になってしまう原因は様々なものがあり、薄毛の悩みを持っている人のおよそ4人に1人くらいが遺伝要因によるものだと推測されています。
これは何故かと言うと、薄毛そのものが遺伝する訳ではないからです。